海外送金サービス比較|手数料・到着時間・特典でおすすめ10選

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海外送金は、ビジネスでもプライベートでも必要な場面が増えていますが、銀行の手数料が高い、手続きが煩雑、為替レートが不利……といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか? このサイトでは手数料の安さ、スピード、使いやすさなどで比較したおすすめ10選を紹介します。

海外送金サービスとは

国際間で資金を移動させるための金融サービスです。主に銀行や専門の送金業者、オンラインサービスが提供しており、個人や企業が海外の口座や現地の受取人に送金できます。 特徴として、銀行送金(SWIFT)は信頼性が高いものの手数料が高く、数日かかる場合があります。一方、WiseやRevolutなどのオンラインサービスは手数料が安く、為替レートが有利で、迅速な送金(数分~1日)が可能です。また、Western Unionなどの現地送金サービスは銀行口座がなくても現金で送受取できますが、手数料が高めです。 利用シーンは、留学費用や仕送り、海外取引の決済など多岐にわたり、コスト・スピード・利便性を比較して最適なサービスを選ぶことが重要です。

海外送金の主な手数料

海外送金サービスを利用する際には、さまざまな手数料がかかります。主な手数料は以下のようなものがあります。

  1. 基本手数料
    • 銀行:2,000~5,000円
    • Wiseなど:500~2,000円
    • クレジットカード:1~3%
  2. 為替レート差
    • 銀行:1~3%上乗せ
    • Wiseなど:0.5~1%上乗せ
  3. その他費用
    • 受取手数料:500~2,000円
    • 中間銀行経由:10~50ドル
    • 即時送金:+500~2,000円

注意:手数料は送金先国・通貨・金額によって変動するため、必ず公式サイトで最新情報を確認してください。特に為替レートの差が総コストに大きく影響する場合があります。

海外送金サービスかんたん比較表

サイト名 10万円送金時手数料 到着時間 送金限度額 対応通貨 新規登録ボーナス 紹介制度
Wise 700〜1500円 1〜2日 5000万円 50通貨以上で送金可能
80通貨以上で受取可能
初回送金手数料無料(最大5,000円相当) 双方に最大10,000円分手数料無料
Revolut 500〜1500円 1〜5日 300万円 30通貨以上 日本では稀(海外アカウントで$50~$100還元) 招待報酬(時期による)
マネーグラム 1500〜5000円 即日〜3日 1回300万円 50通貨以上 初回手数料無料 or 50%割引クーポン キャンペーン時のみ還元あり
Smiles 500〜3000円 3分〜1日 1回100万円 20通貨以上 ANAマイル or 楽天ポイント還元(例:500pt) 双方に2,000円分ポイント
PayForex 800〜3000円 即日〜1日 1回100万円 15通貨以上 初回送金で500円キャッシュバック 不明(要確認)
PayPal 4500〜8000円 即日〜3日 1回500万円 25通貨以上 ビジネス口座で手数料割引 国内送金は無料(海外は手数料高め)
GoRemit 500〜2000円 即日〜1営業日 1回300万円 15通貨以上 三菱UFJユーザーは手数料500円(通常1,500円) キャンペーン時のみ還元
ブラステルレミット 0〜1500円 即時〜30分 1回100万円 12通貨以上 初回手数料無料+Amazonギフト券500円 双方に1,000円分ギフト券
楽天銀行アプリ 4000円〜 即時〜翌日 1回500万円 USD/EURのみ 海外送金で楽天ポイント還元(例:100pt) 楽天経済圏利用でポイント加算
Curfex 0〜1500円 即日〜30分 1回100万円 15通貨以上 初回取引手数料無料 キャンペーン時のみ還元
銀行振込 3000〜7000円 2〜5日 1回50万〜1000万 ほぼ主要通貨のみ 新規口座開設キャンペーン(銀行による) なし

主な海外送金サービス

Wise(Wise Payments Limited


Wiseは国際送金に特化したサービスで、 超低手数料透明な料金体系が最大の特徴です。 実際の中間為替レートを適用し、銀行よりも最大90%コスト削減可能。50以上の通貨に対応し、主要通貨間なら最短数秒で送金完了します。マルチカレンシー口座を無料で開設でき、ビジネス利用にも最適。日本から1万円送金時の手数料は300~700円と業界トップクラスの安さで、送金前に正確な手数料とレートを表示する分かりやすさも評価されています。

メリット デメリット
✅ 低手数料で市場レートに近い ❌ 高額送金時は本人確認が必要
✅ 高速送金(数分~数時間)❌ すべての国に対応していない
✅ 50+通貨対応

Revolut(Revolut Ltd)


Revolut(レボリュート)は、多機能なデジタルバンキングサービスで、国際送金・為替交換・資産管理を1つのアプリで実現。 最大の特徴は、160以上の通貨を中間レートで交換可能(無料枠あり)なこと。海外送金はWiseと同様に低コストで、仮想通貨や株式取引にも対応。 海外旅行で重宝する「海外ATM手数料無料(月制限あり)」「現地通貨でのチャージ」機能や、バーチャルカード・使い捨てカードなどセキュリティ面も充実。さらに、予算管理や自動貯金などのマネーツールも豊富で、FXや暗号資産取引も可能。無料プランからプレミアムプラン(月額制)まであり、利用スタイルに応じて柔軟に選択できる。ただし、日本ではまだ一部機能が制限されている点に注意。

メリットデメリット
✅ 平日は市場レートで交換可能❌ 無料プランは制限あり
✅ 仮想通貨・株式投資も可能❌ カード配送が遅い場合あり
✅ 海外旅行向け(現地通貨引き出し手数料無料)

マネーグラム(MoneyGram Payment Services, Inc.)


マネーグラムは、世界200ヶ国以上で利用できる 老舗の国際送金サービスです。最大の特徴は 幅広い受取方法で、銀行口座だけでなく 現金受取可能な代理店(小売店・郵便局など)が充実している点。送金額に応じた明確な手数料体系で、特に 緊急送金に強いのが特長です。オンライン送金の他に 対面サービスも利用可能で、スマホアプリから24時間送金できます。為替レートは競合よりやや高めですが、 送金スピード(最短10分)と 受取場所の多さが強みです。

メリットデメリット
✅ 現金受け取り可能(銀行口座不要)❌ 手数料が高い
✅ 世界中の代理店で利用可能❌ 為替レートが不利

Smiles(株式会社デジタルワレット)(MoneyGram Payment Services, Inc.)


マネーグラムは、グローバルに展開する 即時国際送金サービスのパイオニアです。最大の特徴は 200ヶ国以上の現金受取可能店舗(郵便局・小売店など)で、銀行口座がない人でも利用できる点。特に 緊急送金に強く、最短10分で到着するスピードが強みです。手数料は送金額に比例しますが、 対面サービスとオンライン送金の両方に対応。為替レートは競合より若干高めですが、 受取方法の柔軟性世界的なネットワークが評価されています。

メリットデメリット
✅ ANAマイル還元❌ 手数料が高め
✅ 24時間対応❌ 為替レート非公開

PayForex(Queen Bee Capital Co., Ltd)


PayForexは、 為替レートの優遇低コスト送金に特化した国際送金サービスです。最大の特徴は 銀行よりも最大90%安い手数料で、 実際の中間レートに近い為替レートを提供している点。主要通貨間の送金は 最短1営業日で完了し、オンラインで簡単に取引できます。また、 マルチカレンシー口座を利用できるため、複数通貨の管理が可能。日本からは 1万円送金で手数料300~700円程度と、小額送金にも適しています。透明性の高い料金体系で、送金前に正確な手数料とレートが表示されるのが特徴です。

メリットデメリット
✅ 三菱UFJ提携で信頼性高❌ 手数料有料(無料条件厳しい)
✅ 提携銀行間は即時送金❌ 対応国が限定

PayPal(PayPal Pte. Ltd.)


PayPalは、世界で最も利用されている オンライン決済サービスです。最大の特徴は 200以上の国・地域で利用可能な 高い汎用性と、クレジットカード情報を共有せずに安全に決済できる セキュリティの強さ。ECサイトやアプリ内決済で広く採用されており、 即時送金が可能です。ただし国際送金では 為替手数料が高めという弱点があり、個人間送金も可能ですが 手数料に注意が必要です。ビジネスアカウントでは 請求書発行機能なども利用できます。

メリットデメリット
✅ 世界的に普及❌ 手数料が高い(4~5%)
✅ 買い手保護あり❌ 為替レートが不利

Go Remit(株式会社SBI新生銀行)


Remitは、 海外送金に特化したサービスで、 低コストスピーディーな処理が特徴です。特に アジア圏への送金に強く、 日本からなら手数料が業界最安水準(例:1万円で約500~800円)で利用できます。送金は 最短即日到着が可能で、 オンラインで24時間いつでも取引可能。為替レートも 銀行より優遇されている場合が多く、 スマホアプリで簡単に送金管理できます。ただし、対応国は主要国に限定される点に注意が必要です。

メリットデメリット
✅ 三井住友銀行系で信頼性高❌ 即時到着しない場合あり
✅ 手数料が比較的安い❌ 初期設定が煩雑

ブラステルレミット(ブラステル株式会社)


ブラステルレミットは、 フィリピンへの送金に特化したサービスで、 業界最安水準の手数料が特徴です。 1万円送金で手数料わずか300円~と圧倒的なコストパフォーマンスを実現。送金は 最短3分で着金する超スピードサービスを誇り、 24時間365日いつでも利用可能。為替レートも 銀行より0.5~1円程度優遇されており、 スマホアプリで簡単操作。さらに 全国のコンビニで入金可能な利便性の高さも魅力です。ただし対応国はフィリピンのみに限定されています。

メリットデメリット
✅ 数分で到着可能❌ 対応国が少ない
✅ アプリ操作が簡単❌ 為替レート不明瞭

楽天銀行アプリ


楽天銀行アプリの海外送金は、 楽天グループならではのポイント還元が最大の特徴です。海外送金でも 楽天ポイントが貯まる・使える仕組みを採用。特に 米ドル送金に強く、為替レートは 業界水準より優遇される場合があります。手数料は 1送金あたり2,000円~と競合と比べて平均的ですが、 アプリ内で24時間いつでも手続き可能な利便性が特徴です。ただし、対応通貨は 米ドル・ユーロ・人民元など主要6通貨に限定されている点に注意が必要です。

メリットデメリット
✅ 国内送金無料❌ 海外送金非対応
✅ 楽天ポイント還元❌ アプリ不具合の報告あり

Curfex(CURFEX JAPAN株式会社)


Curfexは、 仮想通貨を活用した低コストな国際送金が特徴です。 従来の銀行送金より最大90%安い手数料(0.5%~)で、 最短10分というスピード送金を実現。特に BTC・ETH・USDTなどの主要暗号資産に対応し、 為替リスクを抑えた送金が可能です。アカウント登録不要で 24時間365日利用可能ですが、 受取側も暗号資産対応ウォレットが必要という点に注意。セキュリティ面では ブロックチェーン技術を活用し、高い安全性を確保しています。

メリットデメリット
✅ 暗号資産送金可能❌ 規制リスクあり
✅ 低手数料(ブロックチェーン活用)❌ 利用可能店舗が少ない

銀行振込


銀行振込による海外送金は、 信頼性の高さ多通貨対応が最大の特徴です。 SWIFTネットワークを利用するため、 ほぼ全世界に送金可能で、 高額送金にも適しています。ただし、 手数料が3,000~5,000円程度と高く、 為替レートに銀行マージンが上乗せされる点がデメリットです。到着までに 2~5営業日かかる場合が多く、 中間銀行手数料が追加されることも。確実性を求める法人取引や、専門サービスが使えない地域への送金に適しています。

メリット デメリット
✅ 信頼性が高い(銀行間取引のため) ❌ 手数料が高い(3,000~7,000円程度)
✅ 高額送金に対応(1回500万円~) ❌ 為替レートに銀行マージンが加算
✅ 全世界の銀行に送金可能(SWIFT対応) ❌ 到着まで2~5営業日かかる
✅ 法人利用に適している ❌ 中間銀行手数料が追加される場合あり
✅ 送金履歴が明確(証憑として使える) ❌ オンライン申請でも窓口手続きが必要な場合あり

まとめ

海外送金サービスは、日本国内から海外に住む家族や留学生、駐在員などへ資金を送るための重要な金融サービスです。かつては銀行窓口での送金が主流でしたが、デジタル技術の発展により、今ではオンラインやアプリで簡単に送金できるようになりました。
しかし、国際送金には特有の注意点があります。為替レートの変動による金額の目減りや、予想外に高額な手数料が発生する可能性があるからです。特に、送金先の国や通貨によっては追加費用がかかる場合もあります。
安全かつ効率的に送金するためには、以下のポイントを確認することが大切です。

これらの要素をしっかり比較することで、ご自身のニーズに最適な海外送金サービスを選択できるでしょう。適切なサービス選びが、スムーズでコスト効率の良い国際送金の鍵となります。